【ダイエット】脂肪って何?【さいたま市】
標準体重の人であれば、身体には体重の約25~30%の脂肪がついています。私の体重は66kgですから約16.5~21Kgの脂肪が付いているとことになります。脂肪は、「肥満」の原因であるため、悪者あつかいされていますが、本当にそうでしょうか。
エネルギー貯蔵庫として働いています。脂肪は単なる脂ではなく、脂肪細胞が無数に集まってできています。脂肪細胞には食事から摂取した糖、脂を中性脂肪として蓄えているため、運動などをしてエネルギーが不足すると、脂肪細胞に貯えられている中性脂肪が脂肪酸に変わり、エネルギーとして使われます。
また脂肪は、身体の大切な内臓器官を守るクッションという働きも持っています。
肥満は脂肪が過剰に身体に蓄積された状態を言い、血糖や血圧を上昇させ、高血圧、動脈硬化、心筋梗塞や糖尿病、癌などを発症させる可能性があるため、無いほうが良いと思えるかと思いますが、脂肪細胞は様々な生理活性物質(サイトカイン)を分泌する働きを持っています。
例えばサイトカインの1つである「レプチン」は、食欲を抑制します。もし脂肪細胞がレプチンを分泌しなければ、満腹という感覚がなくなり、食欲を抑制できなくなってしまいます。
脂肪は過剰に身体に蓄積されると身体に害を及ぼしますが、「エネルギーの貯蔵庫」、「様々なサイトカインの分泌」、「内臓器官の保護」という大切な働きを持っており、必要なものなのです。
脂肪は、必要なものだと理解いただけたと思いますが、どんな脂肪があるでしょうか。脂肪は3種類あります。
■皮下脂肪
皮膚と筋肉の間に蓄積されます。下腹部や腰回り、お尻、二の腕などにつきます。皮膚の上からつまむことが出来るため、どこについているか分かりやすいです。
■内臓脂肪
内臓のまわりに蓄積されます。内臓脂肪がつくと上半身がふくらみ、おなかだけポッコリでた状態になります。サイトカインの分泌をおかしくし、高血圧、動脈硬化などを引き起こします。
■異所性脂肪
脂肪がつかない肝臓や膵臓、心臓、骨格筋などにつきます。つまむことはできません。また腹部CTに写りません。過剰に蓄積されると臓器の働きが損なわれて、健康を害する可能性があります。
どの脂肪も過剰に蓄積されることは良くないことですが、特に「内臓脂肪」、「異所性脂肪」は健康を害するため特に要注意です。
「皮下脂肪」がたくさんつくと、全体的にぽっちゃりとした感じになります。過剰に蓄積するといわゆる洋ナシ体形になります。また体重が増えることにより膝、腰などの関節を痛めることになるため、やはり必要以上に蓄積されないようにすることが大切です。
脂肪が付いて、少し太ったかなと思った時に、「自分の適性体重」、「お腹周りの計測」、「健康診断のBMI値」などを確認して、身体の状態を確認すると良いと思います。
健康面でベストと言われているBMI値22は、少し太って見えます。そのため、一部の女性は、ベストなのに太っていると思い込み、ダイエットをしようとする人がいます。まずは落ち着いて身体のどこに脂肪が溜まっているかを確認しましょう。お腹周りに脂肪が付いている場合は、内臓型肥満の可能性が高く、病気の発症率が高くなります。その時こそ、ダイエットをするときです。
脂肪は身体に必要なものですが、過剰に蓄積しないように食事を摂り過ぎないことが一番大切です。
脂肪は3種類と話しましたが、この3つは「白色脂肪細胞」と言います。異所性脂肪は、白色脂肪細胞が異常をきたしたものになります。その他に「褐色脂肪細胞」という脂肪があります。この褐色脂肪細胞は、白色脂肪細胞とは異なる性質を持っています。褐色脂肪細胞は、脂肪を分解して燃焼させて熱エネルギーを作り出す働きをします。
この褐色脂肪細胞は、首筋、肩甲骨周り、脇の下など限られた部位にしか存在していませんが、常に活性化することが出来れば、もしかすると肥満の予防になるかもしれませんね。
ダイエットをする必要があるのか分からない時は、パーソナルジムなどの無料カウンセリングで相談することをお勧めします。多くのトレーナーがダイエット指導をしているので、ダイエットをする必要があるか判断してくれると思います。
もしダイエットをする必要があると言われたときは、迷わずにダイエットを行ってください。パーソナルジムのダイエットコースは高いと思うかもしれませんが、数十万円で健康を手に入れられることを考えれば、病気になってずっと治療するより安いと思います。
Body Mapはさいたま市のジムですが、オンラインでも無料カウンセリングを受け付けていますので、お気軽にご相談下さい。
ダイエット・理想の身体づくりのパートナー
住所:埼玉県さいたま市北区盆栽町514 押田ビル1-B号室
電話番号:080-4937-8083
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