先日、アラフォーの男性が体験トレーニングに来られました。

　その男性は、ほっそりとしており、身長は、173cm、体重が54kgでした。伺うと子供の頃から、身体は細く、体重も平均より下だったそうです。猫背かつ体力がないため、姿勢を整えながらトレーニングをして、筋肉量を増やし体力を付けたいとのことでした。

　筋トレで、健康的な身体を手に入れて頂ければと思います。

　筋トレは、いいことだらけだと思っていますが、改めて筋トレの効果を考えてみました。

■基礎代謝、日常の活動量があがる

　　筋肉がつくと、引き締まった身体つきになります。筋肉を1kg増やすと、1日当たり約５０kcal分の基礎代謝があがると言われています。たったの50kcalと思わないでください。月で見ると約1,500kcal、1年間では、何と約18,000kcalも基礎代謝が生じます。

筋肉がつくことにより、痩せやすい身体にもなります。また動ける身体になれば、自然と活動的になるため、日常の活動量があがり、将来の寝たきり、認知症予防などになります。人生100年と言われている時代です。何歳になっても自分で歩ける身体を手に入れることは、将来の人生が豊になります。

■活動的になる

筋トレをすると、テストステロン（男性ホルモン）の分泌が活発になります。テストステロンは肉体的だけでなく、精神的にも影響を与えます。そのため、テストステロンがたくさん分泌されると、筋肉量の増加し、男らしい身体を作るだけでなく、やる気が向上し、前向きな気持ちになって活動的になります。個人事業主、中小企業の社長さん、人前に出る営業マンなど、第一線で活躍されている方が筋トレを行うのは、心身ともに鍛えられ前向きな気持ちになれるからではないでしょうか。

■集中力が高まる

　　身体が不調なときは、自立神経が乱れていることが考えられます。自律神経には「交換神経」と「副交感神経」があります。

　交感神経；身体活動の良い状態をつくる

　副交感神経：身体の機能回復に良い状態をつくる

自律神経が乱れると、「疲れやすい」、「めまい」、「痛み」、「眠れない」などおの身体の不調をきたすとともに、集中力も落ちて、何もしたくなくなります。自律神経が乱れる原因には、「精神的ストレス」や「生活リズムの乱れ」の他に「運動不足」などがあります。筋トレをすることにより、ストレスが発散され、運動不足を解消することにより、自立神経が整い、集中力が高まり、仕事など効率よく行えるようになります。

■免疫力、代謝が向上、骨が上部になる

　　筋トレをすると、成長ホルモンの分泌量が増えます。成長ホルモンが大量に分泌されると、「免疫力があがり病気にかかりにくい」、「代謝が向上（脂肪燃焼が向上）し、痩せやすい身体になる」、「骨吸収・骨形成が促進され、骨粗鬆症の予防になる」という良い効果がでます。

　その他にも、βエンドルフィンという脳内化学物質が分泌され、リフレッシュできたりもします。

筋肉は何もしなければ減っていきます。40歳を過ぎると1年で約1%ずつ減ると言われています。そのままにしておくと、50歳ぐらいで約10%、70歳で30%減るそうです。すなわち、何もしなければ、歳を取ると共に動ける身体ではなくなるということです。

筋トレでは、白髪、老眼などの老化を防ぐことはできませんが、筋肉を増やし、健康にする（若返る）ことができます。また心も前向きになり自信を持つことができます。

是非筋トレを行いましょう。身体を鍛えることは何歳からでも出来ます。

さいたま市のBodyMapでは、無料カウンセリングをオンライン／オフラインで行っています。お身体が気になることがあれば、お気軽にお問合せ下さい。