お腹が空いたが脂肪を分解する
私たちは1日3食、食事をとっていますが、朝食をとると昼前にお腹が空いた状態になります。中学生や高校生の頃は、これに我慢することができず、早弁をしたのを思い出す人もいるでしょう。そして昼ごはんを食べると、夕方夕食前ぐらいにはお腹が空いてきます。夕食を食べそして寝る前ぐらいにまたお腹が空いてきます。この1日3回のお腹が空いたがあなたの脂肪を分解するのです。
■お腹が空いたが脂肪を分解する?・・・その根拠は?
私たちの血糖値は一定に守ろうとしてご飯を食べで血糖値が上がると膵臓からインスリンが分泌され血液中のブドウ糖細胞に取り込む作業しますそして血糖値を下げる作用します。
実は血糖値はどんどん下がっていくわけですが、ある一定以上下がりかけると膵臓からグルカゴンと言うホルモンが分泌され、肝臓のグリコーゲンを生ブドウ糖に変え血中に放出します。ただし肝臓のグリコーゲンタンクは大きくないので、血中のブドウ糖の消費を少なくするために、脂肪細胞を分解し血中に脂肪酸として放出することによってエネルギーとして使おうとするのです。
■お腹がすいたと感じた時、どんどん脂肪を分解してくれている!
間食する人は、このお腹がすいたと言うダイエットゴールデンタイムがないので、太りやすいと言うことになります。
■グルカゴン恐るべし!
グルカゴンは血糖値が下がりすぎると分泌されます。すると、この指令によって肝臓細胞はグリコーゲンをブドウ糖に変えて血中に放出して血糖値を回復させます。しかし、筋肉細胞はグリコーゲンをブドウ糖に変えることができないからブドウ糖を放出出来ない、ただ、脂肪細胞は蓄えていた脂肪を血中に放出します。この脂肪は他の細胞がエネルギーとして消費していく。つまり、体脂肪をエネルギーとして使える状態にするには、グルカゴンを分泌させることによって可能になるわけです。
インスリン:脂肪の合成と取込みを促進し、脂肪の分解を抑制するホルモン
グルカゴン:脂肪の分解を促進し、糖の利用を抑制するホルモン
そしてこのインスリンとグルカゴンは同時に上昇とすることがないホルモンです。そしてそのコントロールはインスリンに依存していて、インスリンが上がればグルカゴンは下がる、インスリンが、下がれば下がればグルカゴンが上がることになっています
ダイエットのためには「グルカゴンを上昇させて、脂肪を分解する」という工程はとても重要です。
『お腹がすいた!→→グルカゴン分泌!』空腹は凄い!
ダイエット・理想の身体づくりのパートナー
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